ISSUE02@愛媛県宇和島市 みかん狩りレポ

みなさま!
大変ごぶさたしておりました。

昨年末に愛媛県宇和島市吉田町の柑橘農家奥谷篤巳さん「あっちゃん」を訪ねみかん狩りを体験させていただきました。

その際のレポートを大変遅ればせながらですがアップさせて頂きます!!

 

あっちゃんが住むのは、宇和島湾に囲まれた吉田町奥南。

 

松山市から宇和島市へ向かう国道56号から西へ数キロ、
アップダウンのある峠道を車で走ると木々の隙間から美しく入り組んだ宇和海が見えてくる。


あっちゃん家はおじいさんの代から農家をやっている。

おじいさんが農業を始めた頃は実は柑橘を育てておらず、当時この辺りはさつまいもの産地として有名だったという。

 

それからしばらくして、お父さんの代になってみかん栽培を始めた。

 

あっちゃん家の農地はおおよそ3町
※町というのは、田畑の大きさをあらわす単位。一歩 いちぶ(=1坪)、一畝 いっせ(=一歩の30倍)、一反 いったん(=一畝の10倍)、一町 いっちょう(=一反の10倍)
6年ほど前に農業ができなくなった人から畑を譲ってもらい、この地域では割と広めのみかん山を管理している。


あっちゃんが柑橘農家となったのは5年前のこと。
高校卒業後、大阪の音楽専門学校へ進学したが都会生活に違和感をもち、地元へ帰ってバイトや家の手伝いをしていた。

 

「高校卒業までは家の手伝いもろくにしたことがなかったんだけど…」と、あっちゃん。

 

手伝いだと思って始めた柑橘栽培が意外や意外、とても面白く、ひとことで言うと「ハマった」という。

 

 

仲のいい友人が農家をやっていたというのも、すんなり農業に親しめた理由。

また、時間の区切りがなく人間関係に悩まされることもなく自由なところが気に入った。

 

しかし、相手は植物。

天候、天災、鳥やイノシシなどの害獣…予想もしないことがバンバン起こる。

 

 

夜、布団に入ってもみかんのことが気になるという。

「農業は子育てみたいなもんだなぁ」

 

長い目で寄り添い、成長を喜び、送り出す。

静かに語るあっちゃんの言葉には深い深い愛を感じる。

 

 

あっちゃんが作っているのは、「温州みかん」「はれひめ」「ぽんかん」「ネーブル」「せとか」など。

 

みかんといえども(当たり前だけど)いろんな種類がある。

今回みかん狩りを体験させて頂いたのは「温州みかん」

こたつみかんとして有名なアレだ。

 

 

 

あっちゃんに教えてもらった通り、みかんを片手で持って枝をはさみで切る。

そして、みかんの枝部分もう一度、果肉すれすれ(みかんのおへそ部分)でパチンと切る。

 

大人も子どもも夢中でパチン!

 

あっという間にキャリーがみかんの山

 

もちろん、その場でパクッ!

 

 

おいしいですっ。

 

これ、ほんとうに。

 

 

 

あっちゃんは肥料の量を調整したり、無農薬に挑戦してみたり、実験的に色んな取り組みをしている。

例えば肥料をやらないと、身と皮がひっついてむきにくい。でも、ぎゅっとしまった味になる…とか。

もちろん、雨量や日照時間や気温なんかでも変わってくる。

 

また、イベントの時などはジュースとして出したりもするそうだ。

(↑コレまた天才的にウマい)

 

 

「自分の作ったみかんの味を色んな人に知ってほしい」

それがあっちゃんの願い。

 

雨や日照量によって、毎年味が違うのが当たり前。

収穫の時期によってもぜんぜん違う。

商品である前に食べ物なのだ。

 

 

 

あ~、体動かして食べるみかんは最高だったな。

特に子どもたちは大興奮(笑)。

 

また今年もみんなでおじゃまします!